前日の睡眠時間はたっぷり1時間半。
えぇ、、、眠れませんでしたよ。
本日のフライトスケジュールは以下の通り。
成田(日本) 発 11:10
アムステルダム(オランダ) 着 15:10
同 発 19:10
シュツットガルト空港(ドイツ) 着 20:30
オランダ経由でドイツに向かうことになっている模様。
航空会社は
悪名高いKLM。

成田。Xmasムードだ。
当初、日本‐オランダ間は4時間程度なのか、と思っていました。
マジボケでした。
台湾まで3時間半かかるのに、そんなわきゃありません。
15:10着とは現地時間の話。そして台湾行には無くて欧州行きにあるものは、時差。実に8時間。
つまるところ、実移動時間は約12時間だったというわけです。
あのねー、、、乗って2-3時間経過したところでやっと気づいたよ!
参った。長かった。ひたすら長かったですよ。
悪名高いとは言いましたが、機内の設備は充実してたです。
映画見れたり音楽聞けたりミニゲームできる設備がエコノミーの各席に備わってます。素晴らしい。
チャーリーとチョコレート工場見ました。面白かった。ジョニー・デップいいね。最高。スリーピー・ホロウまた見たくなりました。
あとMr and Mrs Smithとかありました。
とはいえそれほど映画好きでも洋楽好きでもないので、程なくして飽き。
エミュでSFC版ドラクエI・IIを開始。おとついIIIクリアしたしね。
程なくして。
太陽の石、雨雲の杖、ローラ姫救出までクリア。したところで飽き。
つーか眠っ!でも中々寝れない・・・
自分の席は窓際で、隣席が空いており、そのひとつ空席を挟んで通路側に座っているのが日本人なのが不幸中の幸いなのですが、緊張のせいか30分程度しか寝れず。
つーか12時間てね。機内食2回出たよwww
永遠とも思える時間も緩やかに経過していき、ようやくアムステルダムに到着。
会社のローミング対応携帯スイッチon。すると会社の人らしき電話番号からの着信履歴を告げるショートメッセージが届いており。
さっそく返信。すると暗証番号が求められましたorz
そんなん聞いてないっす。諦め。
カジノ発見。
空港内にカジノ。怖くて入れなかった。
LANサービス(有料だけど)コーナーへ。
受付に行き、自分のPCで無線LANでインターネットしたい旨なんとか伝えたつもりでいると、早口で何を言ってるかわからない。俺の英語だめぽ。軽く凹む。
まったくかみ合わない会話をしていると、どうやら”席はそこだからとっとと座れ”と言われているような事に気付く。
どうやら支払いはWeb経由みたい。アカウント作って接続時間分引き落とされるのでしょう。値段は確か30分で数百円だったか。
メッセにつなげるとAlvissさんとたかむーさんがいたので、今いる場所とこれまでの行動を報告。
まぁここまではそれほど大きな問題はなかったんですが。
ゲートに向かうべく、入国審査へ。
今回の場合、オランダで入国審査を行い、ドイツ到着時は行わない。ちょっと変な感じだけど、なんとか条約というので決まっているらしい。
乱暴な言い方すると、その条約加盟国全体で一つの国というイメージ。だから今回の場合オランダはアムステルダムが窓口っていう感じ。
まぁ朝早かったので無精ヒゲ面だったっていうのはありますよ。パスポートの写真が犯罪者ヅラしてるのは、まぁよくあることじゃないですか。
ひたすら怪しまれましたね。
審「目的は?」
自「仕事。出張。」
審「会社名は?」
自「○○だよ。」
審「ふ〜む・・・・。」
自「・・・・。」
この辺りから雲行きが怪しくなる
審「何の会社だ?」
自「(関係あるのか?)ソフトウェアメーカー」
審「出張にあたり、会社から公式文書はある?見せて?」
自「(お前の知ったことかよ!)は?そんなのない。」
審「なにか公式にその会社員であることを証明できるもの見せて」
自「(仕方なく、念のために持ってきた社員証を見せる)」
審「ふ〜む・・・。」
自「(なに?なんなの?)」
審「どこのホテルに泊まるの?」
自「(少しは信じてもらえたのかな)Holiday Inn。」
審「は?」
自「だから、Holiday Inn」
審「ああ、Holiday Innね」
自「・・・。」
審「証明できる?」
自「(もうだめぽ。電子メールをプリントしたものだけど、予約した時のやり取りを見せる)」
審「ちょっと待って」
自「(なんだと?)」
ここで黒人登場。白人の審査員と話しをし、黒人に別の場所に連れていかれる。
黒「パスポート貸して」
自「どうぞ」
パスポートに変なレーザー当てて入念にチェックされたり。偽造じゃねーっつの。
パスポート返される。
黒「ホテルに電話して、確認をとる。さっきの紙出して。」
自「(そこまでするのか・・)」
しばらくして。
黒「電話番号書いてないよ、これ。ここの電話番号教えて。」
自「知らんわ!ネットとかで調べろよ!」
黒「それじゃダメ」
自「俺の何が問題なんだ!」
キレ始める。
その後、よう分からん問答され、何かの確認が取れたのか、
黒「ついてきて。」
黒「もういいよ。ここから通りな。ありがとう」
自「ありがとう(なんだったんだ・・・・・)」
疲れたよ。もう。
乗り継ぎ時間がたっぷりあって本当に良かったです。が、一難去ってまた一難。こんどはドイツ行きのフライトが遅れているようで。
ドイツの空港にて、同じく出張に来ている(もちろん日本人)に拾ってもらってホテルまで連れてってもらえる事になっているのですが、これじゃ待たせちゃうよ。
しかもオランダ行きの飛行機と違って機体がチープなこと。大丈夫なのか?
イライラしつつもようやく出発。さすがにこの時点になると日本人は他に一人しか確認できなかった。
また機内食が出る。「ミート or チーズ?」パンだ。
ようやく到着。
するとゲートに誰もチェッカー(空港側の)がおらず、閉まっている。乗客数十人が待ちぼうけ状態ですよ。
したら、一人が柵を越えて強行突破。赤信号 みんなで渡れば 怖くない。ドイツにおいても同様らしい。みんな苦笑いしつつも まぁいっか 的に強行突破。
KLMはロストバゲージ(預けた荷物が別の便に乗ってしまったりして失うこと。当然100%航空会社の責任)で有名らしいですが、幸いちゃんと自分の荷物発見。
結局空港を出たのは、予定時間の20分オーバーでした。意外と早かった。
幸い、職場の人とも合流でき、ホテルに向かう。外は雪がちらついていたとさ。
続く。