急激に冷え込む。なんと被災地によっては雪が降っているんだとか。死人にムチ打ちとはこのことだろう、もうテレビみていられない…
募金先は郵便局が良い、という話を聞く。救援団体によって振込先が分かれるんだなー。初めて知った。当初使おうと思ってたフジネットワーク基金のみずほ銀行はシステムダウン中か。
今週に入ってから、余震が無い人はなく、だいたい震度3以上が最低でも1日1回ある。揺れが少ない分、自宅のがマシかもしれない。自宅はアパートの2Fなんで、いざとなれば飛び降り脱出できるし。
17時を回った頃、何人かちらほら帰宅される方々が。
『帰らないでいいの?』
え、なんでですか?
『ほら、停電が』
都内は大丈夫ですよ
『今日は寒いから暖房使うところが多くて、供給がおっつかないんだって。予測不能の停電が起きるらしいよ』
マジっすか…
もう受け入れましたよ、とは同僚の弁。そうだね、そのほうが楽かも。停電が起こっても帰れるように、エレベーター使えないので非常階段までのルート確保(セキュリティ付のドアなので開けっ放しに)、懐中電灯はないので携帯電話のバッテリー確認。焼け石に水の節電実施。
結局、輪番停電ではない停電は起きなかった。チャリで帰宅中、一部の街灯が消灯していた。こーれは。
都内では輪番停電が行われないものの、特にチェーン店のコンビニや飲食店では自主的に看板の灯りを落としているところが多い。相まって、まるで田舎のような街並み、でも高層ビルは建ち並ぶ。住んでいるのは同じ人々、見慣れた建物、でももはや別世界。
もちろんこの努力が、被災地への電力供給に大きな良い影響を与えている事は疑うべくもないのだけど。
俺が犯罪者だったら、これに乗じるね。間違いなく。都内よりも輪番停電が行われる地域、夕方以降。今後は治安が悪化していくのではないか。特に女性の不安は相当なものなのでは。
名古屋に出張に行った人の話では、いつもどおりの日常だったという(愛知は60Hz)。それは僕らからしてみたら、既に失われた日常でもあり、これから取り戻していく日常でもあり。新幹線一本、1時間半で別の国に行けてしまうんだなぁ。
画像は街灯のない国道うんちゃら号。